海外ETFの分配金
嬉しいインカムゲイン
HIRA (@Open_JP) と申します。今回は、保有する海外ETF(VTI, VEA, VWO, VHT, VDC)より分配金を受け取りましたので、その内容を記しておこうと思います。
私は30代の現役サラリーマンですので、最もフォーカスすべきはキャピタルゲイン、株価の値上がり益に違いありません。投資元本が数百万では、生活水準を劇的に改善しうるキャッシュフローは望めません。資産の成長を最重要目標に据えております。
しかし分配金は、資産の成長を実感できると同時に、株価水準のバリュエーションを測る指標でもありますので、経時的に、しっかりと纏めていこうと思った次第です。
ご存知の通り、ETF(上場投資信託)は、一般的に販売されている投資信託とは異なり、純粋な株式のバスケットといえます。よって構成銘柄が配当金を出したとき、ETFは、これに当たる金額をそのまま分配金として配当します。企業の成長を実感できる要素といえるかもしれません。
2018年3月期の分配金
VTI, VEA, VWO, VHT, VDC
2018年3月期の受取金額は、$92.66でした。やはり米ドルの収入源があるのは面白いと思っています。まだまだ少ないですね。長期的なキャッシュフロー成長に、腰を据えて期待したいところです。
しかし、税金が厳しい…。
私が保有している海外ETFは、ニューヨーク証券取引所に上場しているため、発生した分配金に対して米国本土で10%が源泉徴収され、日本国内で20.315%が源泉徴収されてしまいます。
その結果、受取金額は$100にも到達しておりません。四半期の分配金程度では売買手数料の補填すら叶わない。
確定申告を行うことで、外国税額控除により米国での源泉徴収の一部を取り戻すことはできますが、全額ではありませんし、手続きの煩雑さや労力コストを加味すると、微妙としか言いようがありません。ここは税制改正で改善されることに期待したいですが…なかなか難しそうです。
分配金の推移
VTI, VEA, VWO, VHT, VDC
各ETFの積み上げで分配金の推移をまとめていこうと考えております。やっぱりシンプルなグラフが良いですよね。ETF別に税引き後の実際に受け取った金額ベースでチェックしていきます。
私は、分配金を口座から引き出すことはなく、日本円に両替することもなく、そのまま新しい株式の買付のための原資とする、配当金再投資を実施しております。今回の分配金も、妻の生活口座に生じた余剰資金と合わせて、追加買付をおこなう予定です。
投資方針をまとめております。
私の投資
ETFを第一選択とする理由です。ご覧いただきありがとうございました。
ETFと投資信託の違い。実は、質的に全く違うものだった。