ETF のバリュー判断に必須な指標 PER
No Data が多くて困る
HIRA (@Open_JP) と申します。本日は、海外ETFにおける参考指標、特に実績PERを調べてみたいと思います。
アプリや情報サイトをみても、海外ETFに関しては、指標データの欠落が多いと感じております。
しかし、ETF、インデックス投資においても、投資判断を行う上で割高・割安を把握することは必須です。そこで、私がチェックしている情報サイトをご紹介いたします。
CNNMoney がオススメです
無料で使える著名ニュースサイト
私は、以下のニュースサイトを使っております。以前は Yahoo! finance 等でもみることができたそうですが、2018年3月現在、PERまで掲載されているサイトは少なくなっております。CNNMoney
(http://money.cnn.com/international)
具体的なPERの調べ方について
①サイトトップを訪問する
上記URLより、CNNMoneyのサイトに行きます。Googleなどの検索エンジンでも、簡単にたどり着くことができると思います。ページ右上に検索アイコンがありますね。ここをクリックします。②検索欄にティッカーを入力する
自分が調べたい海外ETFのティッカーシンボルを入力します。今回はVTIと入力しました。候補がいくつか表れますので、調べたい Vanguard Total Stock Market ETF をクリックします。③該当する海外ETFのページに移動する
すると、選択した海外ETFのページに移動できるかと思います。チャート、騰落率が、目に飛び込んでくるでしょう。参考指標はページ下部にあります。下にスクロールをしてみましょう。④PER = Average P/E
いろいろな参考指標が並んでいます。いわゆるPERは、海外のサイトではP/E、P/E ratio、PEと表記されることが多いようです。
赤枠で囲ったところにAverage P/Eと記載されております。これです。これで調べたかったPERに辿りつくことができました。
さいごに
インデックス投資とバリュー
バリューでタイミングをさぐること。私は、インデックス投資においてこそ、
重要だと考えております。
銘柄の分散投資は大事
かのオハマの賢人は「分散投資は無知に対するヘッジだ」との名言を残しております。これは、どの株を買うか、という銘柄選定に関する文脈であったはずです。どの株が上がって、どの株が下がるのか、分からない。ならばフルーツバスケット(ETF)でまるごと買うべきだ、というお話でした。これは、多くのインデックス投資家が、大事にしていることだと思います。
タイミングの分散にエビデンスなし
しかし、投資タイミングをむやみに分散することをGoodとした理論は、いまだ耳にしたことがございません(もしご存知でしたら、恥ずかしいのでダイレクトメッセージで、こっそりご教授ください)。むしろ否定的な報告が多いはずです。ならば、ある程度は(長期スパンで)タイミングを見計らって、買付をする必要性が生じていることになります。
安く買って高く売る。
インデックス投資でも、これを為さねばなりません。高値で買っても長期投資なら救われるでしょうが、利回りに悪影響を与えます。よりよい長期リターンを得るために。そのためのバリューだと、私は考えております。
バリューを大事にしたい
したがってインデックス投資のキモは、①(銘柄の)分散投資しばらく相場は荒れそうです。
② 長期投資をベースとし、
③ 割安なときに仕込むこと。
手綱をしっかりと握り、
戦場を駆け抜けたいところです。
ご覧いただきありがとうございました。
ご参考:
海外ETF の 予想PER を調べたいとき
ご参考:
世界の株式のバリュエーションの一覧表(CAPE; シラーPER・PER・PBR)