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【投資記録】2019年1月 海外ETFのポートフォリオ公開(考察と取引)



特定口座における保有銘柄

海外ETFのポートフォリオ

HIRA (@Open_JP) と申します。

どのくらいリーズナブルになったのか?

1月前半の話題は、年末からの米国株を中心とするバリュエーション調整ではないでしょうか。割安な海外ETFを仕込むことを第一義とする私にとり、今月の興味はここだけです。長期投資のバイアンドホールド戦略を行なうため、価格やチャート推移、証券口座の評価額に興味が生じる訳がないのです。SNS上で用いるネタにはなると思います。

この記事では、2019年1月に行った取引考察に加え、私の特定口座における海外ETFポートフォリオを公開します。他の口座まで含めたわが家の連結ポートフォリオについては下記リンク先に纏めておりますが、取引を行なった月に関しては、投資記録として別途記事を残します。

投資方針をまとめております。
私の投資


2019年1月 取引と現状

買付 VWO

2019年1月に実施した取引は、
以下の通りとなっております。

買付:VWO 91株 $40.075

結果、海外ETFの保有比率
下図にように変化しました。
VWOに傾いてまいりました。




取引の理由 VWO

割安地域への投資継続

昨年来より実施している「割安地域へのオーバーウエイト」を継続する流れで2019年の投資活動を開始することとなりました。下記の表は、毎月私が作成している簡単なもので、ソースは米国バンガード社の公式サイトと、私のブログでもご紹介している Asset Allocation Interactive になります。詳細は以下のリンク先にある記事をご覧いただければと思います。

Asset Allocation Interactive
過去の CAPE(シラーPER)の分布を調べたいとき(世界の株式市場)


今回の年末の世界同時株安において、特に米国株のバリュエーション調整が顕著であったことが私の表からも分かります。PER は 18.7X から 16.1X まで急速に低下し、割高感が是正されました。PBR においても 0.2 の低下がみられました。仮に私が米国株のみを投資対象としたならば、このタイミングは押し目買いの好機と捉えたかもしれません。

しかし...

VWOがより魅力的なのです。

安直にチャートを見てしまうと直近にズドンと下げた米国株VTIに惑わされてしまいます。しかし実直にバリュエーションをみると新興国VWOを選択したい気持ちになるはずです。むしろ米国株VTIがこれほど急速に調整したにもかかわらず、新興国VWOの下落は緩やかでした(下図参照)。興味深い事実です。新興国VWOは底入れの局面を迎えているのではないか。そんな想いすら芽生えてくるほどです。私はルール通り、VWOを買い増しです。


所感

価格やチャートを見ず、これらのバリュエーションだけを鑑みるとき、皆様はどのような感想をお持ちになるでしょうか。私は海外ETFの買付に際し、チャートの高低、直近高値・直近安値、こういった情報を避けるように心がけています。逆にあえてチェックするものと言えば、VIXなどの市場心理を計るインデックスになるでしょうか。

純粋に割安か割高かをみていきたい。良くも悪くも私は投資を始めたときから、まさに逆張りが大好きでして、これが一番しっくりくるのです。長期投資で10年後、もしくは20年後の勝者になれたらいいな。平均回帰の魔法を信じたい。こんな想いでマーケットに臨んでおります。

ご覧いただきありがとうございました。