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【投資記録】2019年3月 海外ETFのポートフォリオ公開(考察と取引)



特定口座における保有銘柄

海外ETFのポートフォリオ

HIRA (@Open_JP) と申します。

この記事では、2019年3月に行った取引考察に加え、私の特定口座における海外ETFポートフォリオを公開します。家計の全口座を合算したわが家の連結ポートフォリオは下記のリンク先に纏めておりますが、海外ETFの取引を行なった月には、投資記録として纏めております。

投資方針をまとめております。
私の投資


2019年3月 取引と現状

買付 VWO

2019年3月に実施した取引は、
以下の通りとなっております。

買付:VWO 69株 $43.140

結果、海外ETFの保有比率
下図にように変化しました。
VWOへのティルト継続中です。



取引の理由 VWO

割安地域へグリグリいこう

2019年3月も一昨年より実行している「割安地域へのオーバーウエイト」を継続中です。大原則を変えることはありません。以下の表は、私が毎月(この記事のために)作成している簡単なものでして、ソースは米国バンガード社の公式サイトと、私のブログでもご紹介している Asset Allocation Interactive になります。詳細はリンク先の記事をご覧いただければと思います。

Asset Allocation Interactive
過去の CAPE(シラーPER)の分布を調べたいとき(世界の株式市場)


さて昨年末の世界同時株安からの反発と上昇は弱まることを知らず、2019年3月も各地域で株式市場は高値を更新していきました。この結果、バリュエーションの指標は全地域で割高な方向へ進んでおります。しかし状況に大きな変化はなく、ほぼ想定の範囲内でありましたので、予定通りVWOのみ買付し、海外ETFのポートフォリオにおける比率を42%まで引き上げました。私の中で各ETFの上限比率と考えている水準です。基本は三均等ですからね。



その他

確定拠出年金について

2019年2月の取引記事でも余談として述べましたが、ついに確定拠出年金全額定期預金にスイッチ完了です。結果としてスイングトレードとなった訳ですが、年末年始の休暇を挟む営業日に、段階的に買付を行なったMSCIコクサイ連動のDC用インデックスファンドについて売却が全て完了し、本年1~3月の反発部分である約10%の利幅を確定することができました。

そもそも2018年秋に絶対モメンタム警報を素直に受け止め、一時的に定期預金に避難していたことで、年末の世界同時株安を神がかり的にやり過ごす事ができた資金です。約10%の損失回避まで考慮すると、今回の利益確定までの一連の取引により、通常のインデックス投資における数年分の期待収益を、数ヶ月で確定できたこととなります。

してやったり。

絶対モメンタムの応用
MSCI Kokusai Index における絶対モメンタムのパフォーマンス

もちろん企業型確定拠出年金ですから、
取引手数料税金も一切かかりません。
機動的に運用できる口座は楽しいです。

ご覧いただきありがとうございました。