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【投資記録】2019年3月期 ETFの分配金をいただきました(VTI, VEA, VWO, VT)



海外ETFの分配金

インカムゲインの記録

HIRA (@Open_JP) と申します。

海外ETFの分配金について、記事に纏めるのは今回で5回目です。

1Qの配当金について纏めた本記事、モヒートが美味しく感じるほどに暖かくなってきた5月の連休明けの投稿となりましたのは、単に私の投資に対する興味が減少傾向にあるからかもしれません。私の中で「投資に関して為すべき事」が殆どルーチン化され、あえて記事など書くのは時間の無駄だと感じるようになってしまいました。良いのか悪いのか。

そして暖かくなった今日この頃。アウトドア熱が再発中です。キャンプ用品を買い揃えて葛西臨海公園で試し張りをしたり。家族でBBQをしたり。多肉植物の土を整えたり。鶴仙園で新しい鉢を購入して株分けを考えたり。ベランダに置いたプランターで家庭菜園を再開したり。こういったフィールドで行なう作業こそ、充実した生活を実感できるエッセンスだと常日頃に感じております。これは無機質な会社員生活やインターネットとの対比でしょうか。

そんな幸せな時間を支える資金管理も確かに大事ですが、今後は四半期単位と、長い目で市場を眺めていきたいと思い始めております。もっと楽しいことがこの世にはあるんじゃないかなと。



2019年3月期の分配金

VTI, VEA, VWO, VT



それでは、2019年1月から3月までの3ヶ月間で得られた分配金をお示しします。各ETFの保有数に変動が見られますが、これらは期中に行なった取引に拠るものです。以前の記事に纏めておりますので、ここでは割愛します。

ご存知の通り、ニューヨーク証券取引所に上場している海外ETFは、発生した分配金に対し、まず米国本土で 10% が源泉徴収され、その後に日本国内で 20.315% が源泉徴収されてしまいます。投資は社会貢献。実質的に手元に回ってくる金額は 約72% です。ただし米国分は確定申告の外国税額控除で全部もしくは一部が戻ってくるものであります。

しかしNISAによる非課税効果は目を見張るものがあります。海外ETFに関しては、私はジュニアNISAの口座に限ってVTの買付を行なっているのですが、日本国内における 20.315% の源泉徴収をスルーできる効果は絶大です。米国内の徴税で 10% が引かれた後、残りの 90% がそのまま自分の口座に入ってくることとなります。分配金の 90% が手元に来る。素晴らしい制度です。

この3か月間の受取金額は 212.13ドルでした。

取引の詳細:
2019年1月 海外ETFのポートフォリオ公開(考察と取引)
2019年2月 海外ETFのポートフォリオ公開(考察と取引)
2019年3月 海外ETFのポートフォリオ公開(考察と取引)


分配金の推移

VTI, VEA, VWO, VT



昨年より、わが家は無リスク資産からリスク資産へのシフトを行なっている最中ですので、前年との比較を行なった際の分配金の増加の殆どは、投資収益によるものではなく元本の増加によるものです。それではVTI, VEA, VWOは増配しているのでしょうか?これについては以前の記事でまとめた2018年における分配金の一覧を再掲してチェックしたいと思います。



分配金 18年1Q→19年1Q
VTI: 0.5661→0.7720 (+36%)
VEA: 0.1615→0.1750 (+8%)
VWO: 0.0886→0.0816 (-8%)
したがって、VTIはこの1年で36%の増配を示し、 VEA8%の増配VWO8%の減配ということになります。圧倒的なVTIでございます。また増配が直線的かつ安定的です。これは数字で示された事実ですので異論を挟む余地はありません。素晴らしいですね。むしろ高配当を狙って個別株をピックアップする事すら不要なのではないかと感じる勢いです。新興国は残念賞です。

もし調整が起きたら仕込みたい米国株です。
今後も投資方針に即し運用を行ないます。
ご覧いただき、ありがとうございました。

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