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【投資記録】2018年12月期 ETFの分配金をいただきました(VTI, VEA, VWO, AGG, VT)



海外ETFの分配金

インカムゲインの記録

HIRA (@Open_JP) と申します。

海外ETFの分配金について、記事に纏めるのは今回で4回目です。

四半期毎に記事にしてきましたので、丸一年が経ったことになります。早いものです。歳を取るにつれ、時間の流れを速く感じるというのは間違いないようです。しかし投資活動においては良い傾向かもしれません。血気盛んな衝動的な感情を抑えること…アニマルスピリット…短絡的な思考を行なわないこと、特に長期投資を行う投資家にとり、これらが大事になるわけです。自分自身も学生時代から始めた投資というものに対し、より成熟してきたぞと思う今日この頃です。

さて、投資に重要な落ち着いたコンディション。これを保つことに資するのが配当金です。多くの株式市場にいえることですが、配当金は、価格変動に比して安定的に成長することが知られております。株式を投資対象とする海外ETFも同様です。2018年末に近年稀に見るバリュエーションの調整を生じた世界の株式市場ですが、配当金は健在です。



2018年12月期の分配金

VTI, VEA, VWO, AGG, VT



それでは、2018年10月から12月までの3ヶ月間で得られた分配金をお示しします。各ETFの保有数に変動が見られますが、これらは期中に行なった取引に拠るものです。以前の記事に纏めておりますので、ここでは割愛します。

ご存知の通り、ニューヨーク証券取引所に上場している海外ETFは、発生した分配金に対し、まず米国本土で 10% が源泉徴収され、その後に日本国内で 20.315% が源泉徴収されてしまいます。投資は社会貢献。実質的に手元に回ってくる金額は 約72% です。ただし米国分は確定申告の外国税額控除で全部もしくは一部が戻ってくるものであります。

なお、2018年の10月から12月にかけて、ジュニアNISAの口座を用いてVTの買付を一気に行ないました。ジュニアNISAの口座は日本国内では非課税になるため、米国分の 10% が源泉徴収された後、自分の口座に入ってくる流れとなります。90% が手元に来るのです。これは無視できない存在で、本年には受取ベースでVTIを超えるだろうと見込んでおります。

この3か月間の受取金額は 355.12ドルでした。

取引の詳細:
2018年10月 海外ETFのポートフォリオ公開(考察と取引)
2018年11月 海外ETFのポートフォリオ公開(考察と取引)
2018年12月 海外ETFのポートフォリオ公開(考察と取引)


分配金の推移

VTI, VEA, VWO, AGG, VT



現在、わが家は無リスク資産からリスク資産への移行を行なっている最中ですので、今期の分配金の増加の殆どは元本の増加によるものです。また、決算と配当の時期は国によって異なるため、銘柄によって分配金が安定しているところ、波打つ傾向があるところ、これは様々です。2018年の分配金が出揃いましたので、次の項で1株あたりの分配金をお示ししたいと思います。


2018年 1株あたりの分配金

VTI, VEA, VWO



わが家のポートフォリオにおける主要3銘柄(VTI, VEA, VWO)の2018年の1株あたりの分配金をグラフ化してみました。各銘柄どの時期に多くの配当金が出るのかを一覧できます。VTIは安定的、VEAは6月期(2Q)と12月期(4Q)に多く、VEAは9月期(3Q)にかけて多い傾向にあるようです。なお現在の価格がVTI約130ドルVEAVWO約40ドルであること(3倍以上の差になっていること)も忘れずにチェックしたいところです。

今後も投資方針に即し運用を行ないます。
ご覧いただき、ありがとうございました。

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